人材紹介会社の選び方 |求人企業向け

人材紹介会社は参入しやすい業種で事業所の数は増えています。求人難のこのご時勢、どこの会社を選んだらよいのか、 人材紹介会社の選び方  についてお話します。

人材紹介会社は、採用が決まったら、費用を支払う完全成功報酬制が一般的です。求人の依頼、申し込みでは料金は発生しません。そこで、複数の人材紹介会社に求人申し込みを行うのがベストです。とはいっても、求人申し込みの段階で、契約書や覚書の取り交わし、なによりも募集したい求人の情報を人材紹介会社に提供することに時間と労力を要します。求人の情報と会社の情報を人材紹介会社にきちんと情報提供することが適確なマッチングを成功させる近道となります。やぶから棒に、数多くの人材紹介会社に声をかけると情報提供の質がさがり、非効率です。信頼できる適切な社数に声がけをして、人材紹介会社と協力体制を築きあげることが望まれます。

人材紹介会社を利用する採用活動は、人材紹介会社の担当者を媒体として、人手を使った、ある意味口コミ マーケティングといえます。伝言ゲームにならないように、有効なコミュニケーションが必要とされます。

 

状況を適宜、連絡、報告してくれることは、大前提として、求人募集企業の人材紹介会社の評価は、

1、紹介できる人材がいること(採用決定する、しないは応募者(相手)がいることなので、成約したしないはあまり問われない)

2、求める人材にマッチした人材を紹介してくれること(スクリーニング、ふるいわけの精度)

求人募集企業と求職者の両方の情報に精通しており、年齢をはじめ候補者の属性や志向性など双方の条件を合致した人材を紹介してもらえる。 

 

3、求職者に自社の情報、求人情報を丁寧に説明しておいてもらえること

 

人事、面接担当者からすると、求人票に書いてあることを質問されることほど、面倒くさいことはありません。書いてあることをいちいち確認されることほど、面接時間の非効率な使い方はありません。

4、求人企業の状況に合わせて、適切な紹介をしてもらえること

候補者が見つかりにくい求人の場合は、求職者の属性と希望条件が多少合致していなくても、こんな人がいますが、興味ありますか、と情報提供してくれる、こんな担当者は求人企業から喜ばれます。

つまるところ、人材を紹介する、人材の紹介を受ける、プロセスは、人材紹介会社と求人募集企業のコミュニケーションギャップを埋めていく作業と言い換えることができます。人材紹介会社の担当者は、自分が持っている情報レベルを開示して、不足している情報を入手するようにつとめます。求人募集企業は逆に、人材紹介会社の担当者が保有している情報レベルを把握して、担当者が自社に人材の紹介をしやすいように、仕向けていくコミュニケーションです。人材紹介会社を上手に使える会社さんは、社内のコミュニケーションも上手になさっているのだろうと思われます。

 

人材紹介会社は大きく4つに区分することができます。

1、メガ人材紹介会社

全国規模で拠点展開している大手。労働人口が減少傾向にある日本国内では、求職者の獲得には費用がかかります。日本国内では求人市場も限りがありますので、今後、人材会社は今後もM&Aが増えて、メガ化していくものと思われます。銀行再編とおなじです。かつては、都銀(都市銀行)は13行、15行とありましたが、いまでは、4行(5行)に集約されました。規制緩和とともにオリックス、ソニー、イオン、セブンといったむかしはなかった銀行が登場しましたが、人材会社も同じような業界の軌跡をたどっていくことでしょう。

メガ人材紹介会社は求職者の立場からすると、信頼感、安心感があり、求人情報が豊富で、アクセスがよかったりなど利便性にすぐれています。

2、総合人材サービス

人材派遣会社が業務領域を広げて、紹介事業に事業展開するなど、人材サービス領域を総合的に手がけている会社です。

求職者は、1社で複数の選択肢、働き方を選べます。 

3、業界特化型、地域特化型、人材紹介専業

扱う業種、業界、職種を特定したり、営業エリアを制限することで、差別化を図っている人材紹介会社です。

4、個人経営

人材サービス業界はもはや新しい業界ではありません。ビジネスモデルが確立しており、参入障壁が低い業界ですので、事業所の数はどんどん増えています。独立、開業しやすい業種だといえます。

 


 

人材紹介会社の選び方は、取引銀行を選ぶのに似ています。メガ人材紹介会社の募集ページでは、有名、大手企業の求人が並んでします。ここでは、埋もれてしまうとお感じの企業様は、別の人材紹介会社をメインでお使いになられたほうがよいdしょう。勝てる土俵をお選びください。人材紹介会社はビジネスモデルで差別化できない業種ですので、人材紹介会社のスタッフの質、つまり対応力がよい担当者をつかまえること、うるさそうな、担当者を選ぶのが得策です。「これこれこんな風に御社のことを説明していますが、こことここについては、ちょっと納得のいっていないように感じられますので、このあたりの情報を具体的に時間を割いて説明していただけますか」くらいにいってくれる担当者をつけておくのがよいと思います。勉強熱心で、この担当者だったら、うちで採用したいと思える人に担当になってもらうのが一番です。君がうちに来ないかと誘いたくなるような担当者はいい仕事をします。

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